YUICHI.Fの映画紹介ブログ

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09_エイリアン:コヴェナント

こんにちは。
気がつけば映画視聴歴30年。
YUICHI.Fです。

 

はじめましての方はこちらもご覧ください。

yuichi-film.hatenablog.com

 

今回ご紹介する映画は、2017年に公開されたアメリカのSFホラー映画『エイリアン:コヴェナント』(122分)。1979年に「エイリアン」が初めて公開された後、およそ45年も続くエイリアンシリーズの一つです。過去に様々な監督がメガホンをとりましたが、今作は最初にエイリアンの恐ろしさを世に知らしめた、リドリー・スコットが監督を務めます。主なキャストは、キャサリン・ウォーターストンマイケル・ファスベンダー

 

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※配信は一定期間ののち、終了する可能性があります。

 

 

▼概要

2104年。人類の地球生存が困難になりつつある未来。植民船コヴェナント号は、長年の計画を実行すべく、「15人の乗組員」と「2000人の入植者」「約1000の人間の胎芽」という希望を乗せ、人類の新たな繁栄地「オリガエ6」を目指していました。

 

 

しかし、宇宙空間を航行中に予想外のトラブルが発生し船が故障、大切な仲間を失ってしまいます。そんな悲しみに暮れる中、船を修理していた乗組員の一人が、そこに存在するはずのない、人間が残した信号を偶然キャッチします。そこで、植民船コヴェナント号の行き先を急遽計画を変更、信号の発信源へと向かわせることに。

 

 

期待と不安を抱えながら降り立ったその星で待ち受けていたのは、未だかつて見たことのない生物「エイリアン」でした。乗組員たちは、容赦無く襲い掛かるエイリアンと予想だにしない展開になすすべなく、たちまち全滅の危機に陥ります。はたして乗組員たちは無事この星から脱出し生還できるのか…

 

 

 

▼見どころ

静寂を一瞬で打ち破る恐怖

エイリアンコヴェナントにはなんとも言えない薄気味悪い静寂と高尚な雰囲気が漂っていて、生々しい怖さを感じます。そしてその静寂を遠慮なく一瞬で打ち破る演出、グロテスクな残酷さ、思わず目を背けたくなるような凄惨なシーンの数々が魅力です。これはエイリアンを手がけるリドリー・スコット監督の特徴の一つではないかと感じる部分でもあり、絶望を感じさせる演出は前作の「プロメテウス」よりも強烈な印象があります。

 

 

追い詰められるごとに強くなる主役ダニエルズ

エイリアンシリーズの特徴でもある女性の主人公。この女性の活躍が見どころの一つと言ってもいいでしょう。主役のダニエルズは、ピンチになるにつれて徐々に強くたくましくなり、その決断力や統率力、実行力から他の乗組員から頼られる存在になっていきます。当時エイリアンで主役を務めていた「シガニーウィーバー」を彷彿とさせ、見る人をわくわくさせます。

 

前作を知っているからこそ味わえる興奮と絶望

エイリアンコヴェナントは、時系列的に言えば前作「プロメテウス」の後章であり、1979年に公開された「エイリアン」の前章となります。本作の中には「プロメテウス」や「エイリアン」に関わるシーンが多々存在します、それはショッキングな内容であったり、逆に興奮する内容でもあります。シリーズを知っているからこそ味わえる部分も、見どころのひとつと言っていいでしょう。

 

 

 

▼まとめ

以上、今日は2017年公開、アメリカのSFホラー映画『エイリアン:コヴェナント』の記事を書かせていただきました。「エイリアン」を知らない人はいない、と言っても過言ではないと思いますが、「エイリアンの映画」を見たことがない人はたくさんいると思います。確かにグロテスクなシーンや凄惨なシーンばかりが注目され、敬遠する方も多いかもしれません。しかし、物理的な残酷さよりも、ストーリーや展開に注目すると、今までにない想像力を掻き立ててくれる作品であることは間違いないので、ぜひこの機会に「エイリアン」の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

 

エイリアン:コヴェナント』は、2024年1月4日現在こちらの動画配信サービスで視聴が可能です。

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最後までお読みいただきありがとうございます。
この映画とあなたが素敵な出会いになりますように。
それではまたお会いしましょう。バイバイ。