YUICHI.Fの映画紹介ブログ

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16_TAR/ター

こんにちは。
気がつけば映画視聴歴30年。
YUICHI.Fです。

 

はじめましての方はこちらもご覧ください。

yuichi-film.hatenablog.com

 

今回ご紹介するのは、2023年に公開されたアメリカ映画『TAR/ター』(158分)です。監督はトッド・フィールド。主なキャストはケイト・ブランシェッド、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス。クラシック界で成功を収めた女性が、徐々に崩れていく様子を、繊細な描写で映し出す、サイコスリラードラマ。

 

 

主演の「ケイト・ブランシェッド」といえば、2015年に公開された「キャロル」が強く印象に残っています。

 

今回『TAR/ター』を視聴した動画配信サービスはこちら

※配信は一定期間ののち、終了する可能性があります。

 

 

▼概要

ドイツのベルリン・フィリで初の主席指揮者として成功を収めたリディア・ターは、持ち前の才能とストイックな精神で、現代の音楽界を牽引するカリスマ的存在として人気を集めていた。

 

 

しかし、指揮者であり作曲者でもある彼女の日常は忙しく、精神的に休まる時間などない。社会的重圧や不眠により、彼女の精神は徐々に蝕まれていき、そしてある事件をきっかけに、崩壊の道をたどってしまう。さらに彼女の傲慢さは、周囲の反感を買い、スキャンダルにより足元をすくわれてしまう。彼女の苦悩はやがて狂気へと変わり、物語は取り返しのつかない事態へと進んでいく…

 

 

▼見どころ

主演ケイト・ブランシェッド

この映画の主役を演じるケイト・ブランシェッド。彼女のしぐさや言葉のひとつひとつが、苦悩するカリスマ「リディア・ター」の繊細さとストイックさ、そして狂気を見事に作り出しています。

 

 

ラストをどう捉えるか

ある事件をきっかけにスキャンダルに巻き込まれ、奈落の底へ突き落とされるリディア・ター。彼女が最後に行き着いた先がこの映画のラストシーンになりますが、そのラストを素直にバットエンドと捉えるか、それともある意味ではハッピーエンドと捉えるかは、見る人によって異なるのではないでしょうか。それもこの映画の見どころの一つといっていいかもしれません。

 

 

▼まとめ

以上、今日は2023年公開、アメリカのサイコスリラードラマ『TAR/ター』の記事を書かせていただきました。主演の「ケイト・ブランシェッド」の狂気の演技と、ラストシーンにあなたは何を感じるでしょうか。ご興味のある方はぜひ視聴してみてください。

 

TAR/ター』は、2024年2月20日現在こちらの動画配信サービスで視聴が可能です。

※配信は一定期間ののち、終了する可能性があります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
この映画とあなたが素敵な出会いになりますように。
それではまたお会いしましょう。バイバイ。