YUICHI.Fの映画紹介ブログ

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15_素晴らしきかな、人生

こんにちは。
気がつけば映画視聴歴30年。
YUICHI.Fです。

 

はじめましての方はこちらもご覧ください。

yuichi-film.hatenablog.com

 

今回ご紹介するのは、2016年に公開されたアメリカのヒューマンドラマ『素晴らしきかな、人生』(96分)です。監督はデヴィット・フランケル。主なキャストはウィル・スミス、ケイト・ウィンスレットエドワード・ノートンナオミ・ハリス。ファンタジー要素を含む、心突き刺さるヒューマンドラマ。ハッとさせられる展開も見どころの映画です。幼いお子さんがいる方は、少し見るのに覚悟がいるかもしれません。

 


ちなみに監督のデヴィット・フランケルといえば、2006年に公開されたアン・ハサウェイ主演「プラダを着た悪魔」でも有名。そして、キャストの「ケイト・ウィンスレット」といえば、1997年に公開された「タイタニック」で、レオナルド・ディカプリオと共演したことで有名な女優ですね。

 

今回視聴した動画配信サービスはこちら

※配信は一定期間ののち、終了する可能性があります。

 

 

▼概要

ニューヨークの広告代理店で働くハワード、周囲からはその働きぶりで絶大な信頼を集め、過去最高収益という成績を収めるなど、会社にとっても有益な存在でした。しかし、ハワードは最愛の娘を亡くしたことで、人が変わったようにふさぎこんでしまいます。日々の仕事は上の空。まともに同僚とコミュニケーションを取ることもできなくなっています。

 

 

会社の要であった彼の衰退は、やがて会社存続の危機を招くことになります。同僚のホイット、クレア、サイモンの3人は、やむ負えずハワードを退ける計画を立てなければならなくなります。その計画の最中、ある舞台俳優たちとの不思議な出会いがあり、その計画に協力を依頼することになります。俳優達は徐々にハワードを変えていき、さらに、依頼をした3人の生き方にまで深く影響を与えていくのでした。

 

 

▼見どころ

視聴には少し覚悟がいる作品

この映画は、特に「子供」に焦点を当て、「家族」や「命」がテーマとなります。扱うテーマが大きいだけに「素晴らしきかな、人生」の題名とは裏腹に、視聴には少し覚悟がいる作品でしょう。特に小さなお子さんがいる人にとっては感情移入しやすく、涙なくして見ることができないでしょう。全体的には少し暗めの映画で、視聴後は長く余韻が残ります。

 

 

ウィルスミスの悲嘆な演技

子供を亡くすという過酷な現実。その現実を実際に経験したかのようなウィルスミスの悲嘆の演技。この作品のウィルスミスの涙には、心揺さぶられるものがあります。

 

ファンタジー要素とシリアスの組み合わせ

ヒューマンドラマというジャンルは、一般的に激しいアクションや、ハラハラする緊迫感で視聴者を湧かせるわけではありません。かといってお決まりの「愛」や「死」について、単純な物語を見せたところで、何もおもしろくはありません。セリフひとつひとつ。話の展開。何を見せて何を見せないか。というような仕掛けが映画を楽しませる重要な要素のひとつになると思います。今回、予備知識なしでの視聴ということもありましたが、この映画には色々と仕掛けがあり、作品後半には思わず「そうだったのか…」と呆然としてしまうシーンもあります。

 

 

 

▼まとめ

以上、今日は2016年公開、アメリカのヒューマンドラマ『素晴らしきかな、人生』の記事を書かせていただきました。小さなお子さんがいる人にとっては少しショックが大きいですが、ファンタジー要素と心突き刺さるストーリー、ウィルスミスの演技も楽しめる映画となっています。視聴後の余韻をぜひ味わってみてくだい。

 

素晴らしきかな、人生』は、2024年2月12日現在こちらの動画配信サービスで視聴が可能です。

※配信は一定期間ののち、終了する可能性があります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
この映画とあなたが素敵な出会いになりますように。
それではまたお会いしましょう。バイバイ。