YUICHI.Fの映画紹介ブログ

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04_モンスターズ 新種襲来

こんにちは。
気がつけば映画視聴歴30年。
YUICHI.Fです。

 

はじめましての方はこちらもご覧ください。

yuichi-film.hatenablog.com

 

今回ご紹介する映画は、2016年に公開された、イギリスのSFモンスター映画『モンスターズ 新種襲来』(119分)です。監督はトム・グリーン。主なキャストはジョニー・ハリス、サム・キーリー。前作の『モンスターズ 地球外生命体』の続編になります。

 

前作『モンスターズ 地球外生命体』の記事はこちら

yuichi-film.hatenablog.com

 

前作、ギャレス・エドワーズ監督の『モンスターズ 地球外生命体』に魅力を感じたため、続編を続けて見てみました。しかしながら今回、ギャレス・エドワーズは、監督ではなく制作総指揮を務めていたようでした。

 

 

▼概要

地球外生命体の生体サンプルを載せた宇宙探査機の大破により、モンスターが地球上に現れてから16年後(前作から10年後の世界)。モンスターはメキシコだけにとどまらず、全世界に広がっていました。民間の犠牲が増え続ける、米軍のモンスターへの攻撃に対しては、反対の声も多く、特に中東では、その反対派が武装勢力へとなり、米軍との争いを繰り返すようになります。

 

 

そんな、争いが激しさを増す中、新しく派兵された、マイケル・バークス含む、若い米兵たちに任務がくだります。その任務とは、危険地帯で行方不明になった部隊の救出。米兵たちは、ベテランのフレイター軍曹に従い救出に向かうこととなります。モンスターや、武装勢力との戦いの最後に待っていたものとは…
前作よりも過激な内容にはなっていますが、やはり単なるモンスターパニックではなく、人間の複雑な感情の変化に重きをおいた作品です。

 

 

▼見どころ

泣く子も黙る鬼軍曹フレイター

若き米兵たちのリーダーであり、指南役でもあるフレイター軍曹の強さと激しさに、まずは見入ってしまいます。彼は、終始、愛の鞭ともパワハラとも呼べる怒号を、若き米兵たちに浴びせますが、その戦闘能力は本物。武装勢力を次々と倒しまくり、屈強な精神力で何度も危機を乗り超え、仲間を支えていきます。

 

 

前作とは違った緊迫感

激しい銃撃戦とモンスターの登場シーンが増えたことにより、前作『モンスターズ 地球外生命体』とは違った緊迫感を楽しめます。

 

 

男二人の結末に心えぐられる

そして今回も見せ場はモンスターよりも、その渦中にいる人間の心の変化が見どころ。窮地に追い込まれ続けた、フレイター軍曹と、若き米兵マイケル・バークスの関係性の変化や最後の結末には心をえぐられてしまいます。

 

 

 

▼まとめ

以上、今日は2016年公開、イギリスのSFモンスター映画『モンスターズ 新種襲来』の記事を書かせていただきました。前作『モンスターズ 地球外生命体』とは全く異なり、戦闘シーンが多く、緊迫感を存分に味わえる作品でしたが、やはりちょっと視点を変えて描かれる映画。好みは分かれるかもしれませんが、十分に楽しめる作品です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
この映画とあなたが素敵な出会いになりますように。
それではまたお会いしましょう。バイバイ。