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YUICHI.Fです。
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今回ご紹介する映画は、2022年に公開されたアメリカのスポーツ映画『ドリームプラン』（144分）です。監督はレイナルド・マーカス・グリーン。主なキャストはウィル・スミス、アーンジャニュー・エリス、サナイヤ・シドニー、デミ・シングルトン。世界的に有名なプロテニスプレーヤー、ビーナス＆セリーナ・ウィリアムズ姉妹と、その二人を、世界最強と称されるまでに育てたあげた、父リチャード・ウィリアムズの実話をもとにした作品です。
▼概要
アメリカ高犯罪率都市の一つ、カリフォルニア州コンプトン。夜間、警備会社で働くリチャード・ウィリアムズと、看護師として働く妻オラシーン・ウィリアムズは、5人の娘を育てる親。父親のリチャードは、幼いビーナスとセリーナの二人の娘にテニスの素質、それも世界に通用するレベルであることに気づきます。
高額なプロのテニス教育を受けさせることができない経済的事情があり、父は独学でテニスを学び、プロで成功するための計画として、型破りな「ドリームプラン」なるものを考え、娘たちにテニスの教育を始めます。世間体や町の治安、人種差別など、さまざまな問題や苦労を家族一丸となり乗り越えていく様子や、父の計画（ドリームプラン）が徐々に身を結び、やがて世界を衝撃の渦へと巻き込んでいくことになる様子など、ビーナス＆セリーナ・ウィリアムズ姉妹が世界最強テニスプレーヤーの階段を登り始めるまでを主に描いた、感動のサクセスストーリー。
▼見どころ
父親役ウィル・スミス
この映画の見どころはなんと言っても、父親リチャード・ウィリアムズ役のウィル・スミス。常識外れな危なっかしさに終始ハラハラさせられますが、娘たちへの愛、娘たちの才能をどこまでも信じきり、鼓舞し導く姿にとても父としての魅力を感じます。また、世間体を気にしない心の強さ、そして、娘のためにどんな相手との交渉にも意思をはっきりと示していく、揺るぎない信念を持つ姿には感服します。この父親がいたからこそ、娘は成功できたのだろうと、思わず納得させてくれるのです。
ウィリアムズ家の陽気さ
父親だけに限らず、ウィリアムズ一家そのものに見どころがあると言ってもいいかもしれません。アフリカ系アメリカ人の気質なのか、何か問題が起きてもいつも陽気。そして異父の姉妹間であっても仲が良く、娘たちの無邪気さと、信頼し合う親子関係は、見ていてとても心地いい。
手堅く感極まる
スポーツ映画の中でも、実話をもとにしたサクセスストーリーというのは、ある程度結末がわかるものですが、期待を裏切らず、手堅く感動させてくれます。アメリカ映画は、視聴者の感情を高めてくれるような見せ方が、本当にうまいと関心してしまいます。
▼まとめ
以上、今日は2022年公開、実話をもとにしたアメリカのスポーツ映画『ドリームプラン』の記事を書かせていただきました。プロテニス事情を全く知らなくても十分楽しめ感動できる作品です。また、「実話」や「スポーツ」などに少し抵抗を感じてしまう映画好きの人でも、見て後悔のない作品だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この映画とあなたが素敵な出会いになりますように。
それではまたお会いしましょう。バイバイ。
