YUICHI.Fの映画紹介ブログ

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01_アイアムアヒーロー

こんにちは。
気がつけば映画視聴歴30年。
YUICHI.Fです。

 

はじめましての方はこちらもご覧ください。

yuichi-film.hatenablog.com

 

本日ご紹介するのは、2016年に公開された、日本のパニックホラー『アイアムアヒーロー』(126分)。監督は佐藤信介さん。主な出演者は大泉洋さん、有村架純さん、長澤まさみさんです。

 

 

▼概要

舞台は現代の東京。突如謎のウイルスによって人間がゾンビとなり暴徒化。次々と人に襲い掛かります。噛まれた人間は、ウィルスに感染しゾンビとなり、さらに人を襲います。そして瞬く間に東京が大パニックに。

 

 

そんな状況下にいる大泉洋さん演じる主人公「鈴木英雄」は、過去の栄光にしがみつく、落ちぶれた漫画家アシスタント。超ネガティブ思考でもある彼が、大パニックの中、命の危機を乗り越え、さらに偶然出会う様々な人たちの影響で自分の殻を打ち破り、やがては人を助ける本物のヒーロー(英雄)になるまでの物語。

 

※本作品の中では、「ゾンビ」という言葉は出てきませんが、この記事では、わかりやすいようそう呼ばせていただきます。

 

 

▼見どころ

最初のゾンビ登場シーンが衝撃的

ゾンビ映画において、最初のゾンビの登場シーンをどう表現するかというのは、見る人の心を掴む上で、とても重要な部分であることは、素人の僕でもわかります。

過去に何本ものゾンビ映画を見てきた僕ですが、この映画はかなり衝撃的。ゾンビの動きやメイクが、かなりグロテスクであり、パニックホラーならではの仰天はもちろんのこと、日本ホラー独特の怖さといったものも感じられました。

 

 

日本の日常に突如現れる恐怖

パニックホラーのゾンビ映画といえば、どうしても海外の映画を思い浮かべてしまいます。そして、必ずといっていいほど、何気ない日常生活の中、突如ゾンビが現れてパニックになるという流れです。

この作品の中でも、日本の何気ない日常の中でパニックが起こるわけですが、とてもリアルです。冷静で秩序を守る日本人に対して、パニックをぶつけた時に、どんな反応をするか、どんな状況になるか、正解が映し出されているような気分になります。

 

カーアクションが意外と激しい

この映画は、前半部分から、かなり激しいアクションが映し出されています。その中でも特に見どころは、カーアクションのシーン。海外にも引けを取らない緊迫感が映し出されていて、日本でもこんな表現できるんだと感動しました。

 

 

最後の戦いが日本人らしい

映画終盤の主人公とゾンビの戦闘シーン。海外と比べると、少し地味さが感じられるかもしれませんが、僕はそこに、日本人らしい真面目さや愚直さが感じられて、逆にグッときてしまいました。

 

 

▼まとめ

以上、今日は2016年に公開された日本のパニックホラー映画『アイアムアヒーロー』の記事を書かせていただきました。海外にも引けをとらない、日本独特の怖さを感じられる素晴らしい作品だと感じました。ゾンビに見舞われた日本の結末というよりも、主人公の変化にスポットを当てた映画ですが、十分に見どころあり。楽しめる作品です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
この映画とあなたが素敵な出会いになりますように。
それではまたお会いしましょう。バイバイ。